今回は、”休憩の王様”と組んで、３時間ＮＢに出場です。車両はKDX125です。我々の他にも、ＮＢ１時間中君-ＣＲＭ２５０ＡＲ、ＮＢ１時間Ａくねさん-ＣＲＭ８０ 、レディース１時間Ｋちゃん-ＸＬＲ２００、ＮＡ３時間チームルーデンス（テルさん、原君、かいじゅうさん）-ＣＲＭ２５０。以上５台の大家族で出走です。

　今回のＫＤＸ１２５は、ＫＩＰＳもオーバーホールして、上のほうもきちんと回るようになり、やるきにさせてくれます！（ふけない、ふけないと１年間そのままやった…　同じ１２５に何で置いていかれるのかやっとわかりました♪(^_^;)）
　　先週のモトクロスパーク神戸での鍛錬によって、ジャンプも飛べるようになったし、フロントフォークのオイルシールの漏れも止まったし。完璧！

　１１３ＣＲＭチームのスタートはテルさん。２０４ＫＤＸ１２５チームのスタートは"休憩の王様”ことエ〜やんさん！久しぶりにスタートの緊張感 を味わってもらおうという、私の粋な計らい！
　エ〜やんさん、昨日から河内長野入りしていて、ＲＭ２５０で坂下で練習中、ストレートで単独クラッシュ して体を痛めたらしく、動きがぎこちない･･･サロンパス 貼ってました。

ピット風景	まだ余裕のエ〜やんさん	やたらハイなテルさん

　３時間レースのスタートが切られました！まず、てるさん！スタート直後、隣とハンドルが当たり、コケかけるが何とかストレートを走っていきます。次にＮＢエ〜やんさん！ぼちぼちスタート！

　今回は、ヒルクライムがあるらしく、なかなか帰ってこないです。エ〜やんさん、最初の１周目、２０分ほど。ＮＢで５位くらい。１位とは１周くらいの差。まあ、２周目以降はバラけるんでスムーズに走るでしょう！３０分強で交代です。

　よっしゃー！走りまっせ！ん？何か違う…　あれ？　排気音がやたら大きい…

　まさか！！やはりそうか！　チャンバーの取り付けナットが緩んでるのでは！とりあえず走るか。排気漏れすると上は良く回るようになるんですよね(^_^;)　前にやったのは月ヶ瀬でしたよね(;_;)

　ストレートもよく登っていきます。今回のコースは、いつもの模擬コースに味付けがしてあります。目玉はやはり、ヒルクライム！左に曲がりながら登っていきます！どうも１週目はここで渋滞していたみたいです。ここは、一気に３速で飛び込んで、２速でパワーバンドに入れたままぐいぐい登ります！　そして、登ったら下ります。これが、また、急で、よく滑るんだ！
　
　そして、モトクロスコース。ジャンプ台が増えてます。最初の２連！鍛錬の成果を見よ！！
飛んだー！「よし、２つ目に無事着地だ！」　
　ドシャン！ＫＤＸフルボトム。衝撃が体を突き抜けます。「うわー　きつー！こんなん毎回飛んでたら体持たへんわ。やはり、一個ずつなめていこう。」

　ジャンプも結構あり、ヒルクライムもあり、メリハリがあって楽しいです。KDも上は良く回るし！！下は無いけど･･･

　順調に周回を重ね、（１回スタックしてた車両があって、渋滞しましたが）１時間強でエ〜やんさんと交代&給油。え〜やんさん、だいぶん回復してるみたく、勢い良く飛び出していき、順調に周回を重ねます。ＣＲＭも順調にいってるみたい。

レース久しぶりの原君	ストレート後の登り　ｋａｔｏ	左に同じ　かいじゅうさん
ん？誰？	上の広場横　エ〜やんさん	エ〜やんさんよりのイタダキ物

　さあ、２時間も過ぎ、最後の交代です。残りは５０分程。後は一気にゴールへ！
現在、４位を走ってるみたい。３位目指してがんばろう！　鋭角に１８０°曲がるところ（本当に鋭角で、前輪と後輪の内輪差で轍が出来るほど。しかも、アクセルターンもブレーキターンも出来ない）で、テルさんが苦労して曲がってました。が、ＫＤＸ１２５はくるっと曲がります。その後の下りでへばってるテルさんをパス！「いやー、ＫＤチャンバーはずれかかってるけど、エンジンも調子良いし、サスも直ってジャンプも飛べるし、楽しいーー(^O^)」登り以外では、ＮＡクラスにも付いて行けるし。

　残りも少しになり、もうそろそろ“ＬＡＳＴ２”のボードが出るかと思ってたとき、それは起こりました。
　ウォッシュボード前の右コーナーに入り、アクセルを開けたのだが、ついてこない。ボボボボ･･･エンスト。「まさか、ガス欠？」　　リザーブにし、キックを繰り返す。ダメ！かからない。　焼きつきか！とも思い、キックするが、圧縮はしてるようだし、その心配は無さそう。冷却水も噴いてないのでオーバーヒートでもない。原因がわからないまま、コース脇に止めて、休憩。「う〜、わからん」
　原君がＣＲＭで抜いていきました。「止まってるって誰かに言ってくれ！」思いましたが、気にもとめてなかったらしい･･･

　しばらくすると、中君と、Ａくねさんが来てくれました。「どうしたんですか！？」「エンストしてしまって、それからかからないんですよ･･･　とりあえずピットまで運ぶので押してくれませんか？」

　ピットに戻り、点検するが、焼きつき、オーバーヒートではない。ポロッ･･･　チャンバー取り付けのナットが落ちました。「あ、危なかったー。コースで落ちてたら拾われへんところやった(-_-;)」

　原因不明のまま、レースは終了。ＫＤも押しながらゴールへ。追い上げていただけに残念。「まあ、レースですから仕方ないですよ。何が起こるかわかりませんから。」エ〜やんさんに慰められつつ、後片付け。今までに経験の無いトラブルなだけに、原因がわからないのが非常に気持ち悪い。調べる暇もないので、家に帰ってからになります。

　結局われわれはＮＢ７台中（少ない）５位でしたので、表彰台に上がりました。エ〜やんさんも久しぶりのレースで、楽しかったみたいですね。「次のファンキーに出るぞ！」と意気揚揚(^｡^)
　でも、何で出るつもりなんでしょうか。ＸＲ６００？ＲＭ２５０！？
　私も、不本意なラストではありましたが、ＮＢの中ではベストラップを出してましたので、満足！
　ビンゴではビールが当たったらしく、おすそ分けをもらい、帰路に着く。お疲れ様でした。
　

ＰＳ，家に帰り、整備してみた結果、原因がわかりました。キャブレターでした。

なんと！ニードルを留めてるＥクリップ？というのですか？それが飛んでいったのか、ありませんでした。留めがなくなったので、ニードル降りたままになり、ジェットが閉じられたままの状態になってるので、アクセルにも当然反応しなかったという訳です。アイドリングはするはずなんですが、チャンバーからの排気漏れのせいか、下が無くなり、アイドリングもしなかったみたいです。クリップはキャブの中にも無かったので、クランクの中にでも落ちたのでしょうか。

　原因がわかったのですっきりしました。次は何に出ようかな？あ、部品注文しとかなければ^_^;

PS、原因は違いました。詳しくは”我が愛車たち”のKDX１２５編で！